埴輪はどこかへ

楽しさも、憂いも、全て旅の中にある。

2021東九州周り旅行:九州3日目ダイジェスト

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生きててよかった級の景観

行程:特に時刻を定めずに市内交通により行動

鹿児島中央駅前→(市電)→いづろ通→(徒歩)(三島村/十島村役場)→鹿児島港→(桜島フェリー)→桜島FT→(徒歩)→道の駅桜島→(サクラジマアイランドビュー)→湯之平展望所→(サクラジマアイランドビュー)→桜島FT→(桜島フェリー)→鹿児島港→(徒歩)→水族館口→(市電)→いづろ通→(徒歩)→昼食/山形屋/天文館アーケード/照国神社/鹿児島県立博物館→(徒歩)→黎明館/薩摩義士碑前→(カゴシマシティービュー)→仙巌園/異人館→(カゴシマシティービュー)→鹿児島駅前→(市電)→鹿児島中央駅前→夕食→都通→(市電)→谷山→(徒歩)→鹿児島県庁展望室→(市バス)→鹿児島中央駅

 

鹿児島中央駅東口の東横インからスタート。朝ごはんのレベルが他の東横インより高く、たくさん食べてしまった。

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東横インの無料朝食。翌日は出発が早く食べられなくて残念

駅前の観光案内所は8:00ぐらいからCUTE(市営交通乗り放題券)を発売してくれてしかもカードが使える。各種のコロナ規制があるときにはカゴシマシティービューやサクラジマアイランドビューはすぐに運休になってしまうのだが、このときは奇跡的にどちらも運行していた。とりあえず市電に飛び乗っていづろ通から散策を開始。離島自治体である三島村役場や十島村役場を外観見学した後、桜島フェリーのターミナルに行くとちょうどすぐに出発するフェリーが泊まっていて助かった。かなりの高頻度運転で市内交通としての船というひとつの理想を目にすることができる。天気もこの上ない青空で逆光ながらも桜島が美しい。

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出航直前、反対側から船が入ってきた

サクラジマアイランドビューの始発より早くフェリーターミナルについてしまったので道の駅まで行ってお土産を物色していた。桜島小みかんグッズや軽石椿油などを生かした火山等らしいラインナップだった。

始発のサクラジマアイランドビューは中型車できたがそれなりの乗車率。赤水などに寄った後湯之平に向かってぐねぐねと登って行く。

 

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車窓からもきれい。

数十分で湯之平に到着。観光タクシーなどで乗り付けている人も意外といて賑わっていた。桜島の山頂方向も当然(一番近いところだし)素晴らしい景観だが、むしろ鹿児島市街地を台地上に展開している部分まで一望できる展望地として優れているように感じた。こんなに高くて近いところから都市を眺めることができるのはあまりないと思う(長崎とは例外ですが)。

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灰かエアロゾル(?)で霞んでしまう

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鹿児島市街地。意外といろんな向きに展開している

そして今度はポンチョで下山。そのあとは一度市街地に出て昼食(ランチで安かった)。そのあとはアーケード街をそぞろ歩いて、鹿児島県立博物館では桜島奄美群島の自然、黎明館では薩摩藩全体の歴史を概観した(どちらも校外学習の小学生がたくさんいて賑やかだった)。黎明館の出水麓の模型が精巧ですごい。鹿児島の市街地はそんなに古い建物が残っているわけではないけれど、今回行った2箇所はお値段以上の満足度だった(県立博物館は無料、黎明館は¥150)。鹿児島といえばこの写真、みたいな山形屋の中もちょっとだけ歩いた(買う用事はなかったので早々に退散しましたが)。

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味の六白

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本質風景

そのあとはカゴシマシティービューで磯地区に移動。磯地区は鹿児島の工業の中心と海水浴場が接する多様性のある地区。薩摩切子ショップに入って値段に発狂した後、とりあえず重要文化財異人館へ。全然人がいなかったので落ち着いて日本の製鉄について学ぶことができた。

 

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この向き以外にポーチをつける方が難しい

そのあとは¥1500の入場料金に再び発狂しながら仙巌園へ(美術館以外の施設で¥1500払ったの久しぶりだと思う)。おおらかな庭園とテーマパークの中間みたいな感じ。修学旅行の高校生(今回は初めから学生が多いですね)に混じって両棒餅を食べた(一体ここで何円支払うつもりなんですか)ら思っていたよりボリュームがあって、甘みも強くおいしかった。あとから作り直した感じもすごいするけれども、外の資料館や中の御殿の維持管理を民間でやっていることを考えると結構尊敬できる。御殿からぼんやり桜島を眺めていたら噴煙が上がってびっくりした(音とかは気付きませんでしたが)。一番奥の芝生広場みたいなところで見る線路越しの桜島が一番好みだった。恋人の聖地ではないがそのような層の訪問もありそのような雰囲気の醸成がなされていた。

 

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二人や三人で食べるのが適正だと思う。

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御殿の縁側から、南国の植生を取り入れた和風庭園

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待っていたのではなく、来たので撮った。

閉館間際16:50ぐらいに磯地区を脱出。バスが鬼のような混雑でかんまちあで乗り捨ててしまった。もうちょっと粘ると桜島が赤く染まるのが見れたかもしれない。

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これは車窓

とりあえず駅に戻ってきたので昨日と同じ店で夕食(あまりにもコスパが良いので)。そのあと県庁まで出向いて夜景を少し眺めたあとバスで戻ってきた。これでおしまい。翌日は薩摩半島南部へ。

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¥600(税込) おかしいと思う(褒めています)。

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飲み過ぎでごわす